ご挨拶

ワイズアカデミー代表:大森善郎(写真中央)

第五回ワイズアカデミー杯が、8月に開催されます!
場所は東京のダイヤモンド囲碁サロン。
観戦自由ですので、皆さま是非ご来場ください!

ワイズアカデミー代表の大森は、父親が石油タンカーの海外航路の船員でした。イランやイラクなど中東諸国と日本を行き来する父親に会うのは3ヶ月に一度のこと。(ボクも世界を見てみたい!)と夢見た大森は、会社員になっても語学学校に通うなど努力を積み重ね、アメリカ・ヨーロッパに駐在し、世界中を駆け巡る夢をかなえることができました。

世界で活躍する若者を育てたい、若者(Youth)に夢を与えたい、と起業した善郎(Yoshiro)の教育施設、それが Y’s Academy(ワイズアカデミー)です。通信制高校で学ぶ生徒は、プロスポーツや芸能界と学業を両立したり(あるいはプロ棋士を目指して)それぞれの悩みや夢に向き合って精一杯に生きています。この若者たちに「あたたかい居場所」を提供し「自立心と思いやり」を育んでいます。

囲碁界では、かつて日本が、世界をリードする中心的存在でした。それが今や海外の後塵を拝しています。大森は、かつて日本が世界の中心だったエレクトロニクスのビジネスに20年も関わりました。エレクトロニクスで日本が負けるのは悔しいです。日本の国技だった囲碁も、日本が負けるのは悔しいです。そして、囲碁もエレクトロニクスも課題は共通です。「若者を育てる」こと無くして、日本の将来の発展は有り得ません。

だから(囲碁界に、ほんの少しでも力になれたら)という思いからワイズアカデミー杯という新たな棋戦を2019年から協賛させていただいています。これは「世界で活躍する若者を育てる」という日本棋院と共有する理念の実現であり、至上の喜びです。この大会を契機にして、参加選手が将来の世界大会で優勝を競い合う、そんな未来を夢見ています。

第一回ワイズアカデミー杯は、阪急囲碁まつりと同じ会場で行われました。そのため、井山裕太プロが小学生のアマチュア選手たちのTシャツにサインをしてくださる機会がありました。「一生の宝」と歓喜してくれる子どもたちの、はじけるような笑顔。それを見て(この大会に関われて本当に良かった)と感激しました。

第二回ワイズアカデミー杯は、コロナ禍の影響で「関係者以外は立入禁止」という環境で行われました。しかし、平田智也プロ、星合志保プロというNHKテレビの顔でもあるお二人がYou Tube実況をしてくださりました。明るく楽しい実況で、多くの囲碁ファンの方がネットを通じて楽しんでいただけたかと思います。

第三回ワイズアカデミー杯も…コロナ禍が続く状況のため、一般観戦は出来ませんでした。しかしオンラインではなくダイヤモンド囲碁サロンにおける生の対局は、やはりYou Tube中継で多くの皆さんに熱い戦いを見ていただけました。

第四回ワイズアカデミー杯は、会場を大阪に移し、阪急囲碁まつりと同じ会場で開催。
3年ぶりの「有観客」で、緊張感に満ちた熱戦が繰り広げられました。

そして2023年の夏、第五回ワイズアカデミー杯は、東京に戻ってきました!

第一回大会に小学校3年生のアマチュアとして参加して栁原咲輝さん。
彼女が今回「プロ棋士」として凱旋してくれるのは至上の喜びです。

第一回優勝の福岡航太朗プロ、第二回優勝の三浦太郎プロ、第三回優勝の徐文燕プロ、第四回優勝の小西理章プロを始め、参加したプロ棋士の皆さんが多くの大会やイベントで大活躍されています。

国内の大会で優勝、あるいは国際大会で代表の一角を担い、世界の強豪を相手に金星をあげる姿は、心強いばかりです。

ところで、話しは変わりますが、サッカーのワールドカップで、日本の選手・応援団は「きれいに清掃する」ことで世界から注目されました。私はそれが誇らしくてなりません。囲碁の世界においてこそ、日本がマナーも強さも世界トップに輝く、その日が来ることをワクワクしながら期待し、応援しています。

最後に、皆さんに呼びかけます。「一緒に若者を応援しませんか?」ワイズアカデミー杯のような大会を開催しませんか?
相撲に例えれば、ワイズアカデミー杯は「地方巡業」のようなものです。小さな大会です。でも、相撲は地方巡業、つまり「日本中のファン」があってこそ、今も未来も栄えていきます。
囲碁も同じだと思います。大新聞(大相撲)だけに任せないで、私たちが応援して盛り上げていきませんか?

さあ、第五回大会が始まります!
十代のプロ棋士とアマチュア小学生の対局、皆さんどうぞ存分にお楽しみください!

株式会社ワイズアカデミー

所在地

東京都品川区上大崎2-11-2

事業内容

■鹿島学園高等学校の認定サポート校であるKG高等学院(成田キャンパス、品川キャンパス、目黒キャンパス)の3教室の運営。(高校生)3教室で生徒数は150~200名。

取り扱い分野

●通信制課程で学ぶ高校生の学習支援・進路指導